STAGU HOUSE

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【STAGU HOUSE】 サイトオープンのお知らせ

古い住宅を改修し、ギャラリーを兼ねたセカンドハウス 【STAGU HOUSE】 を計画中です。Instagra...
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Concept

住宅というのは生活の拠点ですが、食事をして寝るだけが生活ではありません。どのような生活を望むかは人によってそれぞれでしょうが、家主はかねてより芸術を身近に楽しめる生活を夢見てきました。
その願いを実現するために、ある画家が所有していた古民家を購入し、建築家である家主の娘夫婦にリノベーションを依頼しました。こうして出来上がったのがSTAGU HOUSEです。
芸術作品というと、何か難しく高尚なものだと思われがちです。 美術館で有名画家の作品を前に難しい顔をしてどう観ればよいのか悩むのが芸術鑑賞だと思っている人も少なくないでしょう。 家主も以前は少なからずそう思っていました。 芸術作品を理解するのはそう簡単なことではないのです。 しかし、理解できた時の喜びは何にも増して大きいことも事実です。 芸術の理解を助けて何か良いアプローチはないものでしょうか。 画廊巡りをしているとしばしば作家と話す機会に恵まれます。 その際、何より驚かされたのは、彼らが3度の食事より絵を描くことが好きなことでした。 こちらにとって難解な作品も、当然、作家自身にとっては最高に魅力的な作品なのです。 家主は作家が何を狙っているのか、何にこだわっているのか、あれこれ聞いてみました。 そして、そんなことを繰り返しているうちに、自分の芸術作品に対する理解が以前と比べずいぶん深まっていることに気がついたのです。 作家を知ることが芸術を理解するための鍵だったのです。
こうした体験は大きな美術館では決してできないことです。 さらに、作家との交流を通じて彼らの作品を生み出すための純粋でひたむきな努力もひしひしと感じて来ました。 どの作品にも何をおいてもそれを描きたいという作家の強い思いが込められているのです。 家主は彼らのそうした思いをしっかりと受け止めてあげたいという思いを日増しに強めていきました。
STAGU HOUSEは、通常の画廊のように不特定多数の人に作品を観てもらうことを意図していません。 作家の作品を愛して止まない人、家主がその作家の魅力をぜひとも伝えたいと思う人とともに、住宅ならではのアットホームな雰囲気の中でより深く作品を楽しめる空間にできればと思っています。

Art Space

ホワイトルーム(OMOYA 2階)

絵画の魅力をできるだけ引き出すために設計されたのがホワイトルームです。
白く塗装された壁面はあまり機能的になり過ぎないようあえて地肌の木目が透けて見えるように仕上げられています。各壁面にはピクチャーレールが備え付けられていますが、壁面への直接の釘打ちも可能です。照明は照度調節が可能で色温度は少し暖かめに設定されています。
東側の壁には観音開きの木製扉を備えた大きな窓が設けられています。
扉を開放すれば、吹き抜けの先に遠景を望むことができ、同時に外光を取り込むことで部屋の雰囲気をがらりと変えることができます。
夕暮れ時には、窓の向こうには玄関ホールの繭状 のライトが満月のように浮かび上がります。

コリドー(OMOYA 2階)

ホワイトルームの奥にはコリドーが続きます。コリドーには天井がなく屋根裏の梁がむき出しになっています。さらに玄関ホールの吹き抜けを見下ろすことができ、その先には吹き抜けに沿って立ち上がる南壁のガラス面を臨んでいるため、ホワイトルームとは全く異なる開放的な空間となっています。
白くきめ細かな塗装を施された東側の壁面にはピクチャーレールが設置されています。 その他の壁面には直接釘打ちが可能です。
全く雰囲気が異なるホワイトルームとコリドーを組み合わせることで表現の可能性を広げることができます。
アートスペースに興味がある方は、まずはメールでお問い合わせください。
内容を確認後、こちらからご連絡いたします。